【アメリカ】人生で一度は行ってほしいWalt Disney World@フロリダ


こんにちは。

今回は、ディズニーランドの中でも世界最大の敷地面積を誇るフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールドについてレポします。この記事は「Walt Disney Worldのおすすめを知りたいけど、各アトラクションやショーの詳細は知りたくない」方向けです。「これだけは乗っておけ!これだけは食べておけ!」情報をざっくりとお届けします。

※2023年9月時点の情報です。



Walt Disney Worldの概要



フロリダのWalt Disney Worldは何と6パークもあります。

  1. マジックキングダム
  2. ハリウッドスタジオ
  3. エプコット
  4. アニマルキングダム
  5. タイフーンラグーン(ウォーターパーク)
  6. ブリザードビーチ(ウォーターパーク)


入場チケットは何種類かあり、時期によってはお得に買えるSpecial Offerもあるので公式サイトから要チェックです。

チケットは公式サイトか公式アプリから購入できます。公式アプリは現地で必ず必要になるので日本で先にダウンロードしとくのがおすすめです。

ちなみに、日本のディズニーランドと同じIDで使用可能。「どのパークにいついくか」も購入後に変更可能。

私はウォーターパーク以外の4パーク全てを回りました。


各パークどれくらい日数が必要?


結論からいうと、4パークを各1日、合計4日で回るのは不可能じゃないものの結構キツいです。
そして、フロリダは一年を通して温暖なので、暑い中広いパークを1日で回るためには、効率性が重要。

  • 一日のなかで一番空いている朝イチから回る
  • 有料のファストパス(Genie+やIndividual Lightning Lane)を躊躇なく買う
  • 可能なら繁忙期/土日を避ける


上記を行えば、4パークを各1日ずつ回るのは可能かもしれないです。


私は合計6日間で回りました。4パークの内「エプコット」「アニマルキングダム」は上記方法を駆使し1日で回れました。一方、「マジックキングダムは」は1日で回るのにギリギリで、さらに「ハリウッドスタジオ」は見どころがかなり多く、2日かかりました。「全体を隈なく見なくても、目玉アトラクションやショーだけで十分」という方は4日間でも大丈夫だと思います。

それでは、実際に乗った中から各パークのオススメアトラクションを紹介します!


【マジックキングダム】おすすめアトラクション



マジックキングダムは、一言でいうと日本の「ディズニーランド(TDL)」によく似たパーク。TDLと共通のアトラクションも多く、園内の作りも似ています。

ビッグサンダーマウンテン、スペースマウンテンがあったり、ホーンテッドマンションやカリブの海賊があったりと、本当にそっくりです。


1.トロン・ライトサイクル・ラン(Tron Lightcycle Run)



おすすめアトラクション1つ目は、2023年3月にOPENしたばっかりの新型ジェットコースター「トロン・ライトサイクル・ラン(Tron Lightcycle Run)」。トロンバイクに跨って前傾姿勢でスピードに乗る新感覚コースターです。クオリティ高いのでぜひ乗りましょう。

現在同アトラクションは普通に並んでも乗れません。アプリ上で仮想列にならぶ「Virtual Queue」で1人1回、そしてアトラクション個別の有料ファストパスである「Individual Lightning Lane」で1人1回乗れます。つまり乗れても1日2回が限度。


2.七人のこびとのマイントレイン(Seven Dwarf’s Mine Train)


日本のディズニーランドにはない「七人のこびとのマイントレイン(Seven Dwarf’s Mine Train)」もオススメです。
白雪姫の世界観が特徴的なジェットコースター系アトラクション。

トロンを除けば、マジックキングダムで一番待ち時間が長いアトラクションです。

Individual Lightning Laneを躊躇なく買いましょう。怖さは控えめ。


3.スペースマウンテン(Space Mountain)


一番想像と違った乗り物は「スペースマウンテン」

日本のスペースマウンテンを想像して乗るとヤバいことになるかもしれません。
暗闇の中をジェットコースターで…というのは共通なんですが、フロリダのスペースマウンテンはコースターが1列です(日本は左右2列)。



さらに、コースター自体が結構古いせいか身体を支えるバーも簡素なうえにかなり激しくガタつきながら急旋回するので、下手したら首がムチ打ちになると思います。かなり危険に感じました…


4.夜のショー(Magic Kingdom Fireworks Dessert Parties)


夜はシンデレラ城にてプロジェクションマッピングを使った盛大なショーが行われます。

とんでもなく豪華なのでこちらも必見。日本ほど事前の場所取りは激しくないので、直前でもわりと良い場所で観れます!


おすすめレストラン

1.ガストンの酒場(Gaston’s Tavern)


食事に関しては、美女と野獣エリアのお店がオススメです。

Warm Cinnamon Roll


ガストンの酒場(Gaston’s Tavern)では名物のシナモンロールがとても美味しかったです。

ただし、爆裂に甘いです。甘党向け。ちなみにドリンクは、リンゴジュースのフローズン。

写真右側のハムとチーズのサンドっぽいやつも美味しかったです。

園内の料理の多くに右上のポテトチップスが付いてきます。

ガストンの酒場(Gaston’s Tavern)


あのガストン飲んで食って踊っている酒場が再現されたレストランで、こんな感じでガストンの肖像画や椅子まであります。美女と野獣ファンならきっとテンション上がります。


2.Be Our Guest Restaurant


同エリアにある、Be Our Guest Restaurantも美女と野獣ファンにはたまらないレストランです。こちらは予約制のレストランで、かなり人気なので数日前には予約しておいたほうがいいです。


料理はコースになっていて、前菜やメイン料理を数種類から選べます。料理の味はそれなりでしたが、ここの魅力はレストランの内装。

ベルが野獣と踊ったホールや、野獣の部屋などがそのままレストランになっていて、定期的に野獣も挨拶に来てくれます。ファンには堪らないです!



【ハリウッドスタジオ】おすすめアトラクション



ハリウッドスタジオはその名の通り「映画/スタジオ」をテーマにしたパーク。

個人的に4つのエリアの中でも最高に充実したエリアでした。

ハイクオリティなアトラクションがとにかく多いパークです。



中でも一番の目玉は、2019年にオープンした「スター・ウォーズエリア」

エリアの外観からして気合の入りようがレベです。

スターウォーズエリアだけで超~~~~広く、そして間延びを一切感じさせないほど世界観が作り込まれています。




スターウォーズのアトラクションは主に2つあります。


1.スターウォーズ・ライズオブレジスタンス(Star Wars: Rise of Resistance)



パーク内で一番人気の「スターウォーズ・ライズオブレジスタンス(Star Wars: Rise of Resistance)」

待機列からアトラクションに乗るまでとにかく色んな仕掛けが満載のライド系アトラクションです。詳しい解説と写真はあえて省きます。

特に下調べはせずに初見で臨むことをオススメします。ただし、待ち時間は平気で120分を超えたりしますので、大人しくIndividual Lane(個別ファストパス)を買うことを推奨します。

2.ミレニアムファルコン:スマグラーズラン(Millenium Falcon Smugglers Run)



もう一つは「ミレニアムファルコン:スマグラーズラン(Millenium Falcon Smugglers Run)」

ミレニアムファルコン号のパイロットになって、他の搭乗者らと協力して指令に従いながらクリアを目指すアトラクション。こっちは待ち時間あまり長くないです。

指令は基本的に「ボタンが光ったら押せ」という簡単なものなので英語がわからなくともどうにかなる。でも結構忙しいです。



何はともあれ、アトラクション前にある実物大のミレニアムファルコン号がヤバいです。見ただけで失禁します。


3.ミッキーとミニーのランナウェイ・レールウェイ(Mickey and Minnie’s Runaway Railway)


個人的にすごく良かったアトラクションが「ミッキーとミニーのランナウェイ・レールウェイ(Mickey and Minnie’s Runaway Railway)」です。

世界中のディズニーワールドで初となる「ミッキー」を世界観にしたライド系アクション。しかも味のある、古めのミッキー。「2.5D」と呼ばれる、3Dメガネなしで3Dを体感できる新技術が盛り込まれ、非常に楽しかったです。

4.スリンキー・ドッグ・ダッシュ(Slinky Dog Dash)

「スリンキー・ドッグ・ダッシュ(Slinky Dog Dash)」


とにかく見どころが多いハリウッドスタジオですが、「トイストーリーエリア」も最高です。巨大なオモチャがたくさん設置してあり、まるで自分たちがオモチャのように小さくなってアンディの庭に来たかのような感覚を味わえます。歩いてるだけで超楽しいです。

そんなトイストーリーエリアにあるジェットコースター「スリンキー・ドッグ・ダッシュ」はぜひ乗って欲しいです。疾走感があって最高。楽しくて2回乗りました。




5. 美女と野獣のショー



ショーもいくつかあるのですが、中でも美女と野獣のショーはクオリティが高く、とても感動しました。

公演頻度も高く、好きな人は何回も観に行ってしまうと思います。


おすすめレストラン

1.Ronto Roasters


スターウォーズエリアはご飯も美味しかったです。


Ronto Roastersっていう予約がいらないタイプのレストラン(基本はアプリから注文する)で売ってた、Ronto Wrapっていうブリトーみたいなのが激ウマでした。あとここは場所の雰囲気も最高。




【エプコット】おすすめアトラクション




エプコットは世界各国の実在する国をテーマにしたパークです。「日本館」「イタリア館」「フランス館」「カナダ館」…みたいな感じで各国の文化にちなんだ建物があり、例えば日本館では和食、イタリア館ではイタリアンを食べられたりします。

もちろんアトラクションもあります。フランス館にはフランスにちなんで「レミーのおいしいレストラン」をテーマにしたアトラクションが、ノルウェー館には「アナと雪の女王」のアトラクションが…という具合です。


1.ガーディアンズオブギャラクシー・コズミックリワインド(Guardians of Galaxy Cosmic Rewind)



エプコットでおすすめのアトラクションは「ガーディアンズオブギャラクシー・コズミックリワインド(Guardians of Galaxy Cosmic Rewind)」です。

これ、ヤバいです。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーをテーマにした屋内型ジェットコースターで、完成したのは2022年5月とほぼ最新のアトラクションです。とにかく最高ですこれ。

私は絶叫マシンが苦手な部類なんですが、このコースターはあまりにも楽しすぎて、今回の旅だけで4回乗りました。本当に最高。「いや何が最高なんだよ」ってなると思うんですが、内容についてはネタバレ防止でこれ以上は言わないでおきます。とにかく楽しいコースターです。怖いんじゃなくて、楽しい。絶対乗って欲しい。正直、4パークの中で一番このアトラクションがよかったです。


※普通に並んで乗ることはできないアトラクションで、アプリから仮想列に並ぶVirtual Queueにエントリーする必要があります。もしくは、個別の有料ファストパスであるIndividual Lightning Laneでも1回乗れます。つまり1日乗れて最大2回。


2.ソアリン(Soarin)


ソアリン


あと、エプコットには「ソアリン」があるんですが、ディズニーシーのソアリンとほぼ同じ内容にも関わらず、待ち時間が超短いです。シーだと2時間待ちとかが当たり前ですが、エプコットの場合は常時30分以下。混んでない時間帯なら10分待ちとか。お得です。


3.夜のショー



夜になると、エプコットでは中央の湖を使ったウォーター・ショーが開催されます。花火も多数あがり圧巻です。

1時間前には場所の確保に動くことをおすすめします。



おすすめレストラン

1.桂グリル


食事関係に関しては、日本館の「桂グリル(予約不要)」ではカツカレーやうどん、豚骨ラーメンなどが食べられるので、和食難民にオススメです。日本館にある、鉄板焼きや天ぷら?が食べられるもう一つのお店の方は予約がないと基本入れないっぽいので注意です。


2.ヴェルタースオリジナル

ヴェルタースオリジナルのキャラメルポップコーン


あと、ぜひ食べて欲しいのが、ドイツ館にあるヴェルタースオリジナルのキャラメルポップコーン。作りたてホヤホヤのポップコーンを買えるんですが、これがとんでもなく美味しくて手が止まりませんでした…



【アニマルキングダム】おすすめアトラクション




アニマルキングダムは日本語に直訳すると「動物王国」、その名の通り動物をテーマにしたエリア。園内全体がジャングルっぽい雰囲気で、本物のサファリパークがあったり、パークの中央には巨大な木のオブジェがあったりします。


1.アバター・フライトオブパッセージ(Avatar Flight of Passage)




アニマルキングダムのおすすめアトラクションですが、まずは「アバター・フライトオブパッセージ」でしょう。

2017年にオープンしたアバターエリア内にある、同パーク最大の目玉がこのアトラクションです。アバターになって、惑星パンドラを冒険する3D系のアトラクション。

技術的にはソアリンを3Dにした感じなんだけど、とてつもない没入感で、鳥肌が立ちました。というか、感動して泣きました新感覚アトラクションです。

実はこのアニマルキングダム、4つのパークの中で最も不人気なエリアだったらしいんですが、そこで人気を立て直すためにアニマルキングダムにアバターエリアが作られることになったと言われています。


エリアの作りからして、気合の入り方が違います。スターウォーズエリアくらい力入ってます。フライトオブパッセージは基本2~3時間待ちですが、Individual Lightning Laneが使えるのでお金を払って並ばずに乗るのがオススメ。

私はというと、上記Individual~で乗った後、あまりにも楽しすぎたので結局120分並んでもう1回乗りました。待機列にもアバターファン垂涎の超ハイクオリティな展示が多数あり、そこまで暇しませんでした。


2.フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング(Festival of the Lion King)

アニマルキングダムはショー型のアトラクションがよかったです。

フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング


たとえば、「フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング」。サーカス型のショーで、歌って踊って飛び跳ねて、とても愉快でした。


3.ファインディングニモ・ザ・ビッグブルー・アンド・ビヨンド(Finding Nemo: The Big Blue… and Beyond!)


あとは、「ファインディングニモ・ザ・ビッグブルー・アンド・ビヨンド」。ニモのショーです。


このショー、人間が魚の人形(?)を持って演じるという、すごくシュールな形式で行われるショーなんですが、実際にその場で観ると以外にも違和感がなく、そしてクオリティが超高いです。ストーリーはもちろん英語なんですが、そこまで難しいストーリーじゃないのでわりと楽しみやすいはずです。


4.エベレスト(Everest)



あと、アニマルキングダムには「エベレスト」という絶叫コースターがあります。空いていたので何も考えず適当に乗ったんですが、めちゃくちゃ怖く、軽くチビりかけました

日本だったら間違いなく数時間待ちになりそうなコースターなんですが、終日30分以下とかで乗れたりします。絶叫に自信がある方はお試しあれ。

【おまけ】オーランドの食事事情


ディズニーワールドもユニバーサルスタジオも揃っているフロリダ州オーランドですが、裏を返せばテーマパーク以外はあまり何もありません。というと地元民から怒られそうですが、とにかくまぁまぁな田舎です。なので、観光客向けの飲食店は結構あるものの、食のレベル的には過度の期待は禁物です。

私は外国に行くたびに「和食食べたい病」が発症するので、パックご飯やふりかけ、インスタント麺や味噌汁などが必需品なんですが、これらは結構かさばるので持っていける量にも限度があるんですよね。

そこで役立つのが、「日本食料理店」です。オーランドには日本人でも違和感なく和食を食べられるレストランがあります。

ひとつめが花水木さん。


寿司、天ぷら、蕎麦やうどんはもちろん、なんとうな重まで置いていて、しかも日本人が食べても違和感なく美味しいです。ただし、人気のレストランなので予約必須です。

もうひとつ、オーランドを訪れた和食難民の救世主となるのがこちら、



くら寿司オーランド店です。

あのくら寿司がオーランドに出店しているのです。私は今回の旅でこのくら寿司に2回も行きました。

「え?アメリカに来て寿司?? ・・・美味しいの?」

そう思われた方もいるかもしれません。ハッキリと言います。寿司が美味しいかどうかは知りません。見た目的に怖かったので寿司は稲荷寿司以外、一切頼んでいません。

じゃあ何をしにくら寿司へ行ったのか?そりゃ決まってます。



うどんを食べるためです。

そう、くら寿司ではサイドメニューとしてうどんが用意されています。日本人が食べても違和感なく食べられるうどんが。

決してクオリティの高いうどんではありませんが、普通のうどんが食べられるというだけで私的には最高。そしていなり寿司も食べれる。ちなみに、写真のたぬきうどん1杯でお値段なんと15ドル(2000円)くらいしました。でもうどんが食べられるだけでプライスレスですからね。実質無料です。



当たり前のように、トイレにはTOTOのウォシュレットが完備。わりと遅い時間までやってるんで、テーマパークの帰りにも寄れます。そして予約なしでもOK(重要)。

地元で人気のステーキショップやら、ロブスター料理屋やら、イタリアンやら色々行ったんですが、まぁどこも味付けがアメリカンすぎます。とにかく味が濃い。キッチン付きの物件を民泊で借りていたので、スーパーで買い物して自炊したりしてました。

以上、フロリダのWalt Disney World情報でした!