こんにちは。
今回は、フロリダにあるユニバーサルスタジオについてレポします。この記事は「Universal Studiosのおすすめを知りたいが、各アトラクションやショーの詳細は知りたくない」方向けです。「これだけは乗っておけ！これだけは食べておけ！」情報をお届けします。
※2023年6月時点の情報です。
Universal Studiosの概要
せっかくオーランドに来たなら、ディズニーリゾートだけでなくユニバーサルスタジオも訪れるべきでしょう。
ユニバーサルオーランドリゾートは３つのパークに分かれています。
- ユニバーサル・スタジオ・フロリダ
- アイランズ・オブ・アドベンチャー
- ボルケーノ・ベイ
「3．ボルケーノ・ベイ」は水着で遊ぶウォーターパークなので、いわゆるユニバは１と２の計２パークになります。基本的に１日１パーク、合計２日あれば十分回れます。アトラクションはどれも粒ぞろいで、加えて２パークにそれぞれある「ハリーポッターエリア」が最強です。詳しくは後述。
ユニバの良い点はファストパスが充実しているところ、つまり金を払う客への優遇がハンパないところです。ユニバのファストパスは「エクスプレスパス」という名前ですが、基本的にほぼ全てのアトラクションで使用できるという太っ腹使用です。
※ハリポタエリアの「ハグリッド・モーターバイク・アドベンチャー」とジュラシックパークエリアの「ベロシティー・コースター」だけ使用不可。
ディズニーと比較すると並び自体がそれほど激しくないのでファストパスの恩恵は若干減りますが、とはいえ全てのアトラクションで使えるのは便利。しかもエクスプレスパスには、「各アトラクションで1回ずつ使えるエクスプレスパス」と「好きなアトラクションで何度でも無限に使えるエクスプレスパス」の2種類があります。2種類でそこまで値段が変わらないので、どうせなら無限パスを買いましょう！
【ユニバーサル・スタジオ・フロリダ】のおすすめアトラクション
ユニバーサルスタジオフロリダの目玉は2014年にオープンしたハリーポッターエリアです。USJでは「ホグズミード村」が再現されていますが、ここフロリダではなんと「ダイアゴン横丁」が再現され、ホグズミードの2倍の広さがあります。
１．グリンゴッツからの脱出（The Escape from Gringotts）
ハリーポッターエリアで注目のアトラクションに『グリンゴッツからの脱出』があります。グリンゴッツ銀行の内部を冒険する、ライド型アトラクションです。
ハリポタエリアに関しては、「ハリポタでテーマパーク界の覇権を取るぞ！」というユニバ側の力の入れっぷりが如実に出ていて、全てがとんでもなくハイクオリティです。このアトラクションはその名の通り、グリンゴッツ銀行から入っていくんですが、待機列の作りがすごすぎて、ハリポタ好きは発狂します。
結構な人気で30～60分待ちくらいはありますが、エクスプレスパスを使えばあまり待たずに乗れます。めっちゃ面白かったです。
２．ホグワーツ特急King Cross Station
ユニバーサルスタジオフロリダにはダイアゴン横丁に加えて『キングスクロス駅』があり、そこではなんとホグワーツ特急に実際に乗ることができます。ホグワーツ特急の目的地はもちろん『ホグワーツ』。説明が前後しますが、もうひとつのパークであるアイランズ・オブ・アドベンチャーにもハリポタエリアがあり、そこがホグワーツです。つまり、パーク間の移動がホグワーツ特急でできる、という夢のような仕様です。
しかもこれ、ただの蒸気機関車ではなく、なんと機関車自体がアトラクションになっており、移動中に様々なイベントが発生します。どちら側の駅から乗るかによってイベントも変化します。このあたりは乗ってのお楽しみ…。
※ただし、ホグワーツ特急に乗るためには、1日に2パークへ入園できるタイプのチケットが必要です。もちろんエクスプレスパスも有効。
３．トランスフォーマー・ザ・ライド３D（Transformer The Ride 3D）
『トランスフォーマーザライド（Transformer The Ride 3D）』も迫力満点で面白かったです。アメリカのユニバの3Dアトラクションはクオリティが本当に高い。
トランスフォーマーを知らなくても楽しめます。
４．ワイルドスピード-スーパーチャージ-（Fast & Furious – Supercharged）
『Fast & Furious – Supercharged』もオススメです。
Fast & Furiousは、映画「ワイルドスピード」の原題。3D系のライドアトラクションで、USJでいうところのスパイダーマンの進化型みたいな感じです。ジャンルとしては被るんですけど、純粋に良くできているので飽きません。
５．ボーンスタンタキュラー（The Bourne Stuntacular）
『The Bourne Stuntacular』もユニバならではのアトラクションですごく楽しめました。映画「ボーン・アイデンティティ」などのボーンシリーズをテーマにした、回転床と巨大LEDスクリーンを巧みに使ったショー形式のアトラクションです。思わずうなるしかけが盛りだくさんです。このクオリティーのショーは日本ではなかなか見ることができないです。並びも全然なし。
【アイランズ・オブ・アドベンチャー】おすすめアトラクション
１．ハグリッズ・マジカル・クリーチャー・モーターバイク・アドベンチャ（Hagrid’s Magical Creatures Motorbike Adventure）
まずは前項でチラッと名前を出した、『Hagrid’s Magical Creatures Motorbike Adventure』を猛烈にプッシュさせていただきます。
アイランズ・オブ・アドベンチャーのハリポタエリアは、2010年に世界で初めてオープンしたハリポタエリアです（USJは2014年）。基本的には日本のUSJとアトラクションは似ているんですが、1点だけ異なるのが上記のハグリッドのバイクを模したジェットコースターです。
2019年に完成したばかりの最新コースターなんですが、２つのパークの中で最も人気のあるアトラクションで、しかもエクスプレスパスが使えないので、地道に並ばないと乗れません。2時間待ちは当たり前なので、待つのがイヤな人は朝イチダッシュしましょう。アーリーエントリーがなくとも、朝イチで走れば30分待ち～60分待ちで済みます。ちなみに待機列が豪華で楽しいので、多少並んでもハリポタファンならヒマしません。
このコースターは、コースターがバイク＆サイドカーの形をしており、左右非対称になっています。バイク側の人はハンドルがあるぶん体重移動がしやすくて怖さが多少減ります。
全体的にスピード感あふれるコースターに仕上がっており、楽しくて楽しくて仕方ないです。私は帰国後も、YouTubeの主観視点動画を何度もリピートしながら思い出に浸っておりました。
２．スカル・アイランド レイン・オブ・コング（Skull Island: Reign of Kong）
こちらのパークも3Dライド系アトラクションが揃っていて、なかでもキングコングを題材にした『Skull Island: Reign of Kong』は迫力満点で楽しめました。ぜひ乗って欲しいです。
３．ジェラシックワールド・ヴェロキコースター（Jurassic World VelociCoaster）
ユニバーサルスタジオは絶叫系ジェットコースターが豊富にあり、ジュラシックパークエリアにある『Jurassic World VelociCoaster』はハグリッドモーターバイクの次ぐ2番目に人気があるアトラクションで、超高速で回転しまくる本物の絶叫系コースターです。私は失禁しかけました。本当につらかったです。あとエクスプレスパスが使えません。
４．インクレディブル・ハルク・コースター（Incredible Hulk Coaster）
ハルクをモチーフにした『Incredible Hulk Coaster』も絶叫系で、おいお前何回転すんねんってぐらい回転しまくるアクロバティックなコースターです。正直に申し上げると、前述のJurassic World VeloviCoasterで心が折れたため私はこれに乗りませんでした。でも面白いらしい。
注意点として、ユニバには服が濡れてしまうタイプのアトラクションがいくつかあるんですが、どれも殺す気で濡らしてくるので注意しましょう。カッパを着たところでたぶんあまり意味ないです。
こんな感じで全身を乾かせる巨大ドライヤーが設置してあるくらいです。
最後に
ディズニーワールドとユニバーサルスタジオを比較すると、やはり世界観の構築に関してはディズニーに軍配が上がりますが、ユニバにはド派手なアトラクションがギュッと詰まっており、そして何よりディズニーと比較するとファストパスが快適に使えます。そこら辺のストレスフリーさはユニバに軍配。どちらもそれぞれ良さがあるので、ぜひどちらも訪れてほしいです！
