【アイスランド】地の果てとはまさにここ


こんにちは。


今回は、北欧アイスランドの紹介です。

私が今まで行った中で間違いなく一番魅了された国です。


”自然大好き、アウトドアのために生きてる!”という方は、絶対に行ってほしいです。




<アイスランドを勧める理由>

①川・海・山・洞窟・氷河と自然が多様に存在しているため、欲張って楽しめる

②首都のレイキャビック以外は、地球の果てのような景色が続いており、冒険感が半端ない

③どの季節に行っても魅力的である


<アイスランド旅行の注意点>

①物価が高い

②レンタカーがあった方が良い

レンタカーがあったほうが何倍も楽しめます。

島全体が絶景なので、現地でツアー会社を手配して有名観光地だけ回るのは勿体ないです!

③冬に行くと日照時間が6時間くらい。また冬はとっっっても寒く、イヤーカフ、手袋なしでは外に出られない。



それでは私のおすすめスポットとグルメを紹介していきます。

私は、

レンタカー利用

12月に訪問

10日間

で旅しました。


参考になれば幸いです!


おすすめスポット


今回は主にアイスランド南西の情報になります。アイスランド北東編はまた別途掲載予定です。

(出典:google)


※12月だと北東は積雪状況が厳しく、南西しか行けませんでした。



1つ目の滝:Gullfoss(グトルフォス)


Gullfossはアイスランドで一番大きく有名な滝です。

アイスランドには至る所に滝があるのですが、Gullfossはイグアスやナイアガラの滝を彷彿させるような規模があります。

私が行ったときは数人しかおらず、人気観光地にしてはとても静かな場所でした。googleでの評価は脅威の4.9★です。



暴風×氷の世界で恐ろしく寒いですが、それでも眺めていて飽きないので割と長居しました。


近くに駐車場があります。この滝沿いをハイキングしている人もいました。


2つ目の滝:Þingvellir(シンクヴェトリル)


もう1つのお勧めの滝はÞingvellirです。レイキャビックから車で30分くらいで簡単にいけます。



ここでは滝だけでなく、大地の裂け目が見られる場所でもあります。




写真からはなかなか迫力が伝わらないのですが、裂け目は何百メートルも続いており、スケールが半端ないです。同じ地球とは思えず少しゾッとしました。

駐車場もあり、観光客は割と多めです。と言っても、日本の観光地のように混雑しているとかはありません。疎らに人がみえるくらいです。

アイスランドの国立公園は割と駐車スペースがあるのですが、有料なことがほとんどなので、必ずメーターを見つけて支払いすることを忘れないでください

後ほどレンタカー会社を通して割と高額な違反請求がきます…



3つ目の滝:Brúarfoss


3つ目に紹介する滝は結構マイナーな滝です。滝紹介はこれで最後です。

紹介した3つの滝はどれも滝の形や種類が異なり、それぞれ違う楽しみ方ができるので時間に余裕のある方はぜひ行ってみて下さい。

時間的に1つしか行けない方は1つ目の滝Gullfossに行くのがよいと思います。


Brúarfossは、無数の小さな滝が一カ所に落下し、川となっているような場所です。

色がとても綺麗で、様々な角度から滝を見物することができます。



ここは人もほとんどおらず静かにぼーっとするには最高の場所です。

背景の景色もとても綺麗で、私は40分くらい眺めていました。




その他の滝


おすすめは上の3つの滝ですが、アイスランドはそこら中に落差が大きい滝をみることができます。



冬は氷瀑になっていて見応え抜群です。

車で周遊しているとしょっちゅう車を止めて滝をみにいってしまいます。

気になったところに立ち寄れるのはレンタカーの利点ですね。




Silfra(シルフラ)


アイスランドといえばSilfraを思い浮かべる人も多いかと思います。

世界最高峰の透明度を誇る天然の湖です。透明度はなんと100m超え


日本で一番透明度の高い摩周湖でさえ41メートルなので、Silfraは次元が別です。

そしてただの湖ではなく、北米大陸プレートとユーラシア大陸プレートの裂け目をみることができます。その裂け目は年間数センチずつ広がっているとか。

地上でもプレートの裂け目をみることができますが、水中で裂け目なんて、どんな世界なのかも想像できませんでした。実際にみるとあまりにも透明度が高いせいで底がとてもよくみえて少し怖くなりました。




この水中の裂け目を見物するには、シュノーケリングダイビングをする必要があります。

私はダイビングを選びました。

ただ、誰でもダイビングができるわけではなく、

・PADIオープンウォーターの資格

・ドライスーツライセンス又は過去2年間に10回以上のドライスーツ着用ダイビングの経験

が求められます。


Silfraは年間を通して水温が2-3℃で、ドライスーツがないと凍えて死にます。私は12月(真冬)にダイビングしましたが、ドライスーツがあるおかげで全く寒くありませんでした。

個人的にはダイビングの体験自体が好きなので、ダイビングを選んでよかったと思いますが、ダイビングに拘らず、湖の透明度とプレートの裂け目を楽しみたいというシュノーケリングでも十分に楽しめます。


シュノーケリングだと何の資格もいらず、価格も安いのでおすすめです。

ダイビング/シュノーケリングの運営会社は多数ありますが、私はDIVE.ISをお勧めします。

評価が高かったのでこの会社を選びましたが、実際当日に周りにいた他の会社をみてみるとインストラクターが遅刻していたり着替える場所がなかったりスーツが古そうだったり、トラブルが発生している会社も多かったです。

魚は一匹もおらず、暗くて静かで少し不気味な地形を冒険できる体験ですので、アイスランドに行ったらぜひチャレンジしてみてください。


Kirkjufellsfossar(キルキュフェットルスフォス


Kirkjufellsfossarはアイスランドの西端に位置する小さな山?丘?です。


ある角度からみた形が綺麗な渦巻き型の逆三角形となっており少し有名ですが、それほど人もいません。

駐車場(有料)もあり、標高もそんなに高くないので登ることもできそうです。

個人的にはレイキャビックからここに行くまでの道中の景色が、最高でした。




アイスランドには火山や噴火の痕跡が沢山あります。

上の写真はKirkjufellsfossarに行くまでの道路沿いで辺り一面に広がっていた、岩石の写真です。


まるで違う星にいるような不思議な感覚に陥ります




道中はずっと↑こんな景色が広がっていて、運転がただただ気持ち良すぎました。

どこも絶景なので頻繁に停まりすぎて、目的地に着くのに通常より時間がかかりました。



Rauðfeldsgjá Gorge


Kirkjufellsfossarからさらに西に40分ほど進むとRauðfeldsgjá Gorgeがあります。




Rauðfeldsgjá Gorgeは巨大な地溝の裂け目です。

ちなみにアイスランドでは裂け目のことをギャオといいます。



ここはアイスランドでみた裂け目の中では一番大きく、とても迫力があります。


駐車場もあります。裂け目の中にはいれるのですが、不気味な感じがして少し怖いです。

道中で遭遇したホース。

アイスランドはホースと羊がそこら中にいます。寒くないのかなと心配になります。



道中はこんな感じです。カールになっている地形が面白くてずっと外をみていられます。





Gatklettur(ガートクレットゥル


崖好きの方必見。GatkletturRauðfeldsgjá Gorgeから10分くらいの場所にある崖です。



自然に形成されたとは思えない幾何学的な崖です。

岩が1つ1つノリでくっついているんじゃないかと疑ってしまいます。


海もとても透明度が高く綺麗です。


Strokkur(ストロックル


Strokkurはアイスランドで一番有名な間欠泉です。


間欠泉自体は日本や他の国でも観ることができるのですが、ここの間欠泉は数が多く、噴射も大きく、見応え抜群です。




近くにレストランやお土産ショップもあるせいか、アイスランドで行った場所で一番混んでいました。





Skaftafell(スカフタフェットル国立公園)


冬のアイスランドといえば、氷河。アイスランドに来たらシュノーケリング&ダイビングと同じくらいお勧めしたいのが、Skaftafellでの氷河ハイキング

アイスランドの南に位置するヴァトナヨークトル国立公園は、とんでもない大きさの氷河が辺り一面に広がっているのですが、Skaftafellはその一部になります。


氷河ハイキングは、個人で勝手には行けません。ツアー会社の同行必須です

おすすめのツアー会社は評価も高いTroll Expeditionsです。ガイドさんが優しくて面白かったです。

準備は服さえ準備すれば、靴やアイゼンは貸してくれます!



私は5時間のハイキングコースを申し込んだのですが、休憩も多々あり、ハイキングに慣れていない人でも大丈夫だと思います。実際に足を動かしたのは2時間半くらいだったきがします。後は準備とか、休憩とかです。高低差もそんなにないので、足が痛くなったり息切れすることもありませんでした。


不安な方は3時間コースもありますのでHP要チェックです。

アイスランドでは全ての体験が貴重で、甲乙つけがたいのですが、氷河ハイキングも最高に思い出に残る体験でした。




ちなみに集合場所までは車でしか行けませんのでご注意ください。



Crystal Blue Ice Cave

アイスランドには有名なice caveが3つあります。

Katla Ice Caves

Blue Ice Cave

③Crystal Ice Cave


私は自然に形成されて一番綺麗と噂で聞いていたCrystal Ice Caveのツアーを申し込みました。

氷河洞窟も、個人では勝手に行けません。②と③は冬季にしか行けないのでご注意ください。


ツアー会社は先ほどと同じTroll Expeditionsです。

洞窟の入り口

自然に形成されるので毎年形が違うようです。

2016年?に形成された洞窟はとんでもなく大きくて綺麗だったとか。



中はこんな感じです。

氷河洞窟自体はすごいのですが、人が多く観光地と化していて、探検している気分にはなれませんでした。

ただ、氷河洞窟は一生に一度見ておきたかったので、満足はしています。
個人的には氷河ハイキングのほうがおすすめです!




Jökulsárlón/Fjallsárlón


氷河ハイキングに参加しなくても間近で氷河を観察できる場所はあります。


FjallsárlónJökulsárlónです。

2つの氷河はとても近くにあります。

どちらもアイスランドの南に位置し、レイキャビックからは車で6時間くらいかかるので、この辺りで数泊するのがおすすめです。

お勧めはFjallsárlónですJökulsárlónの方が有名なのですが、完全に観光地とかしており、人も沢山いますし、人工物も多い印象です。


とても近くにあるので2つとも行くのもいいですが、Fjallsárlónで奥の方まで歩くのがおすすめです。


Fjallsárlónは人も少なく、少し奥に歩くと誰もいない地の果てのような場所で氷河を楽しむことができます。



ちなみにこの2つの氷河のすぐ近くにダイヤモンドビーチと言われる観光地があるのですが、氷河と比べるとそんなに感動はなかったので、今回のお勧めスポットにはいれていません。




登山スポット




アイスランドは、どこもかしこも山ばかりで、登山ルートは沢山あります。

ただ真冬はほとんど雪で覆われているため、南の一部の地域を除くと冬の登山装備がないと登れません。


今回は南の地域にある積雪がない絶景の登山ポイントを紹介します。

場所はここです。


一号線から少し北に入ると左手に↓のような山がみえます。


この山に沿って1号線から1.5kmくらいのところまで進むと、登りやすいくらい緩やかな傾斜がみつかります。

一応整備されている登山道みたいなものもあるのですが、正直どこから登ってもいいと思います。


とても開けていて木々もなく遭難したり迷子になる可能性も低いと思います。


そして芝生がとても柔らかく、足腰に優しいです。

標高差も200mくらいで初心者でもいけるくらいの難易度です。



↓頂上はこんな感じで一面平らになっています。


頂上は平


そのまま進むと崖がみえてきます。



↓崖からの景色はこんな感じです。





スイスでも日本でも観られないような絶景でした。生きててよかったと心底思いました。

※崖は危険ですので、近づかないようにご注意ください。


ちなみに頂上?を下からみるとこんな感じです。



オーロラ観測方法&お勧め観測スポット



冬のアイスランドといえばオーロラ

一般的に11月~4月頃まで観測できるといわれています。

ただ、毎日観られるというわけではなく、天候、風の強さ等、様々な気象条件が関係してきます。

私は12月に12日間滞在し、3回見ることができました。





オーロラは現地のツアー会社を手配するのでもいいですが、レンタカーを借りている人は自分で見にいくのもおすすめです。費用も安いですし、好きな時間に好きなだけ見ることができます。


私は、Aurora forecast for icelandというアプリで、場所や出現率を確認しました。

Aurora Forecastの数値が高いほど観られる確率が高くなります。5以上はほしいところです。

地図上で緑ががった場所は曇りで観測しにくいところです。

レイキャビク辺りだと、ここで観測するのがおすすめです。

駐車場になっており、レイキャビックから車で30分ほどで行けます。



おすすめグルメ


最初に言います。アイスランドの弱点はご飯”です。

残念ながら美味しいものがあまりありません。その上とっても高いです。


高いうえに美味しくなかったら悲しすぎるので、今回はレイキャビクで1番美味しかったレストランとカフェを紹介します。



Íslenski barinn


Íslenski barinnCreamy seafood soupホットドックがおすすめです。

これが12日間の旅で口にしたもので一番おいしかったです。2回行きました。



他のブログでもこのレストランが一番美味しいと言われていました。


会計は普通に1万円くらいいきます。悲しいですが、どこも高いので割り切りました。



Sandholt

モーニングorランチになりますが、Sandholtのパンは美味しかったです。

相変わらず高かったですが。


朝早くから店内も賑やかで地元民にも人気だそうです。

Systrakaffi

レイキャビックのような街中は良いのですが、南地方にはほとんどレストランがありません。


売店でさえ見つけるのに苦労します。


そんな中、南地方に滞在しているときに毎日通ったレストランがSystrakaffiです。


高すぎず(高いですが)、味もまぁまぁ美味しく、4回くらいは行きました。



南部地方に滞在しているときに困ったらぜひ行ってみてください!


それにしても物価が高かった…



長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。

ご飯が弱点だったことを差し引いても、今までで一番行って良かった国です。

絶対にまた行きます!!!

以上、アイスランド情報でした。